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金沢和子の活動日記

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    金沢和子の活動を写真で紹介しています。写真として残ることは少ないのですが、写真のあるものは、随時、掲載する予定です。

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一日も早い、船橋市の地震対策を

昨年の東日本大震災を受け、今年の4月25日に千葉県は住民の津波避難行動に繋げるための「津波浸水予測図」を公表しました。本来であれば、この想定を盛り込んだ地域防災計画を各市町村が策定していくことになりますが、想定手法や前提条件が詳細でないこと、地域の実態が十分に反映されていないなど、実際の計画に盛り込むのが困難になっています。

船橋市として、今回の「津波浸水予測図」を計画に盛り込もうとする場合に、

l   そもそも、想定地震を特定していない。湾口10メートルの津波が発生する地震とは、首都直下型なのか海溝型なのか詳細が不明。

l   浸水予測図のうち、海岸保全施設(防潮堤、水門など)が全くない場合とは、どのような状況を想定しているのか不明。地盤の沈下や建物の倒壊率などが検討できない。

l   河川幅12.5m未満が反映されていないため、団地の近くを流れている高瀬川などが含まれていない。

l   今回想定されている湾口10メートルの津波は、湾内では最大3m、船橋市では2.3mとなっており、東日本大震災で実際に起きた津波より、想定される津波の方が低くなっている。

l   これまで想定されてきた3地震(東京湾北部地震マグニチュード7.3、三浦半島断層帯マグニチュード6.9、千葉県東方沖マグニチュード6.8)以外にも、東海・東南海・南海の3連動地震の規模の見直しや、「三陸沖から房総沖の海溝よりの津波地震」など、最新の科学的知見に基づく想定を行っていない。

などの問題点があります。

千葉県は、想定地震として、同日に「新元禄地震震源モデル(延宝地震と元禄地震の2つの地震を基本として最新の知見を元に提案された地震震源)」による津波シュミレーションも行っています。

しかし、これによる船橋市の最大津波高は、潮見町で1.4m、南船橋で1.5mとなっており、これも東日本大震災で実際に起きた津波よりも低くなっており、最大、最悪の場合に備えるための数値とはいえない状況です。

 県の想定が実態に合わないことから、船橋市としては、国の想定(内閣府の中央防災会議の想定)が出されるのを待っているという状況ですが、国の想定がいつになるのか、まだ分からない状況です。

震災から1年以上もたち、未だに対策が検討できないという状況では、市民の不安に応えることはできません。市として独自のシュミレーションなどを行い、「津波ハザードマップ」を作成し、見直しが予定されている「地域防災計画」へ反映させるべきではないでしょうか。

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