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金沢和子の活動日記

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    金沢和子の活動を写真で紹介しています。写真として残ることは少ないのですが、写真のあるものは、随時、掲載する予定です。

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尖閣諸島を巡る4つの意見

現在開会中の船橋市議会には、 尖閣諸島周辺で起きた中国漁船と海上保安庁巡視船の衝突事件につての4つの意見書・決議が提案されています。1つは、日本共産党の船橋市議団で提出したもの、もう一つは保守会派「未来創造(日色健人、大矢敏子、木村哲也の各議員で会派を作っています)」から提出された決議、残る2つは市民の方から船橋市議会に対して陳情で寄せられたもの。それぞれ異なる内容ですので、その特徴をご紹介します。

日本共産党の意見書は、船橋市議会として政府に対して意見をいうという提案です。同じ議会の中とはいっても、保守会派「未来創造」は、市議会として意見表明を行う「決議」とは違っています。
日本共産党の意見書では、
1. 歴史上の事実に照らし日本による尖閣諸島の領有は国際法上明確な根拠があること
2. 中国側が主張する日清戦争に侵略にはあたらないこと
3. 日本政府が尖閣諸島の領有の正当性について中国政府と国際社会に対し堂々と主張する外交努力を行うこと
を求める内容です。
未来創造が提案した意見書は、3については同様の内容ですが、これ以外に、
1. 政府は検察当局の判断も含めて国民の対し国会の場で説明責任を果たすこと
2. 中国への損害賠償の請求
3. 尖閣諸島の警備体制の強化
などが入っています。
3の警備体制の強化については、具体的な内容が書かれていないので賛成するのも慎重になりますが、基本的には反対する中味ではないと思います。
さて、市民の方から提案された陳情は、船橋市議会として意見書を提案して欲しいという内容です。2つの陳情は、総務常任委員会で議論することになり、12月8日の水曜日に議論が行われました。14日の最終日に、正式に議決されます。
陳情の1つは、尖閣諸島への自衛隊配備を求めるもので、自衛隊法をかえて、尖閣諸島の領域警備を自衛隊の任務にすること、警備体制については警戒監視施設や対艦ミサイル基地などを設置することが提案されています。この陳情に賛成したのは、保守会派の「自由清政会(佐々木克敏、滝口宏、佐藤新三郎、興松勲、田久保好晴、早川文雄、安藤のぶひろの各議員で会派を作っています)」、未来創造、保守会派「緑政会(七戸俊治、瀬山孝一、浅野正明の各議員で会派を作っています。浅野議員は、議長です)、の3会派のみで、賛成少数のため採択されませんでした。ただ、総務委員会には二つの会派(市政会、市民社会ネットワーク)からの委員がいないため、最終的な結果は本会議の議決以降になります。
陳情のもう1つは、中国への抗議等を求めるもので、抗議の内容については日本共産党の主張とほぼ同じです。さらに、
1. 尖閣諸島周辺で海上保安庁による警備を強化し、漁業者の安全をはかること
2. 中国に対し謝罪と巡視船の損害賠償を求めるもの
となっています。
厳密な点で、議論の余地はありますが、それよりも「漁業者の安全」を求める内容は、大変重要ではないかと思います。この陳情は日本共産党も賛成し、総務委員会では「全会一致」で採択され、意見書も作成されています。
 来週の本会議で、船橋市議会としての正式な態度が決まることになりますが、とにかく、多くの市民が関心を寄せている問題で、しかも、政府の外交努力に問題があるという見解が多数のようです。
 菅政権には、こうした国民の姿は少しも見えていないのでしょうか。それとも、見えているのに対応しないのか、できないのか。期待はしていませんが、もう少しなんとかして欲しいものです。

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