フォト

リンク集

金沢和子の活動日記

  • 使えないトイレの写真です!!
    金沢和子の活動を写真で紹介しています。写真として残ることは少ないのですが、写真のあるものは、随時、掲載する予定です。

« 特別支援教育就学奨励制度を利用しましょう!! | トップページ | 住所不定でも生活保護 »

12月議会の一般質問

12月議会の一般質問では、特別支援教育の充実と、公民館の設備の充実について、取り上げましたので、ご紹介します。

1.通級指導教室の増設について

 市内には、船橋小、三咲小、行田西小、船橋中学校の4ヶ所、7教室の発達障害通級指導教室がありますが、全市の発達障害を持つ子どもたちを対象とした教育施設としては、数が少なすぎます。

 現在、発達障害児の人数は、主に就学指導委員会で把握されていますが、今後は、年度途中に、通級利用の希望が出る可能性あり、想定される児童数に基づいて、計画的に教室数の増設をはかる必要があります。

 さらに、実際に通級している児童の状況は、ほとんどの子どもたちがバスや電車、自家用車などで通級しており、経済的な負担となっています。そうでなくても、発達障害を持つ子どもたちの保護者は、定期的な医療機関への通院、ソーシャルスキルやコミュニケーションスキルを学ぶ施設や、学習障害を支援する機関の利用など、経済的な負担を抱えています。

 そこで、お伺いしますが、こうした困難者をかかえている保護者に、さらに困難を押しつけるようなことは、教育委員会としても、船橋市としても、やってはならないことだと考えますが、教育長、市長、それぞれに、負担をかけさせるようなことは、教育委員会として行うべきではありません。

 さらに、発達障害通級指導教室を増やし、身近な場所に設置するためにも、せめて中学校区ごとに1学級の割合で通級指導教室を設置することを求めます。そのためにも、子どもたちの実態を調査し、計画的に設置を行うべきと考えますが、船橋市の見解をうかがいます。

2.通級指導教室の指導員の配置について

 行田西小学校の通級指導教室の職員数は、正規職員である「担当者」と、船橋市が配置する非常勤職員である「支援員」の2名で、児童数は17名です。

 しかし、今年度に新規採用した支援員は、5月末には退職していまい、指導現場では担当者1名の状態が2ヶ月続いたようです。7月末には支援員が補充されたものの、子どもへの指導経験も、発達障害についての知識もないことから、保護者からは不安の声が寄せられました。

 この「支援員」は、非常勤職員で、正規職員である担当者のアシスタントではありますが、船橋市の通級指導コーディネーターとして位置づけられている職員で、実際に子どもの指導にもたずさわっています。採用に当たっては、教員免許が条件となっていますが、発達障害についての知識、指導経験などは考慮されていません。また、必要な知識を身につけるための研修などを受けるのか確認をしましたが、「正規職員による指導を受ける」、だけになっているとのことでした。

 発達障害児への支援の実際は、子どもへの働きかけに注意が必要とされており、たとえば、多動性の子どもの場合は、指示は、短い言葉を使用し、終了時間をタイマーで示すなど、目標をはっきりさせる指導方法が必要であったり、、発達による二次障害で周囲との関係性をもつのが困難な子どもの場合は、いすに座るまで、鉛筆を握るまでに、時間と特別な配慮を要することが指摘されています。

 そこで、お伺いしますが、子どもに直接かかわる以上、発達障害への知識、児童の指導経験など、専門性も採用条件に付け加えるべきです。また、すでに採用されている支援員については、知識や経験を補うための研修を行うよう求めます。お答え下さい。

3.普通学級に在籍する障害を持つ児童生徒について、専任の職員を配置することについて

 専任の職員の配置については、この間、繰り返し取り上げてきましたが、これは、学校・保護者・児童生徒にとって、切実な要望だからです。船橋市は、学校全体として出きる限りの対応を行うこと、ボランティアの配置で対応するとしてきましたが、この間、学生ボランティアは、行事の多い年度当初や、問題が発生しやすい夏休み明けといった、特に配置が必要な時期には、自らの大学の授業の関係上、ボランティアとして参加できないことが明らかになっています。

 そこで伺いますが、行事の多い年度当初や夏休み明けに対応するためには、学生ボランティアでは対応できません。この時期、ボランティアがいないこと自体、問題であると考えているでしょうか。また、これを改善するためにも、私は、専任の職員を配置する必要があると考えますが、市の見解を伺います。

4.公民館設備の充実について

 公民館の設備について、もっと充実できないのかという苦情が寄せられています。具体例を挙げると、
●コピーを取ってほしいと頼んだら、10枚までと言われ、それ以上はとってもらえなかった。
●CDプレーヤーを貸してほしいと頼んだら、「ないので、自宅から持ってきてください」と言われて、いまどきCDプレーヤーもないのかと、驚いた。
●パワーポイントを利用した講座を開催しようとしたら、プロジェクターがないと言われた。
●暗幕がなかった
などです。

 公民館の目的は、社会教育法第20条の定めにより、「市町村その他一定区域内の住民のために、実際生活に即する教育、学術及び文化に関する各種の事業」を行うことです。
 ところが、船橋市の現在の公民館は、「部屋貸し」の施設、という傾向が強まる中で、法に基づく「住民の教養の向上」や「生活文化の振興」といった事業が軽んじられ、「今時、こんな設備もないのか」と言われるような、時代遅れの設備となっています。備品不足の原因も、こうした公民館のあり方が、影響しているのではないでしょうか。

 そこで、お伺いしますが、公民館の備品や消耗品などを購入する費用が少なすぎると考えます。予算枠自体を、利用者の実態にあわせて拡大するよう、求めます。お答え下さい。

 また、予算要求にあたっては、利用者の声を出きるだけ反映した要求にすべきと考えます。利用者の声を、どのようにして予算要求に反映するのか、制度の改善を求めますので、お答え下さい。

3点目に、コピーの運用については、現在の規制を利用者の実態に合わせて拡充すること、または、印刷機を利用するにしても、「用紙持参にかぎる」という方法ではなく、用紙代の実費負担でも可能にするように求めますが、お答え下さい。

(担当者からの答弁)

学校教育部長:

保護者に対し、さらに困難を押しつけるということについての見解は、市長にということだが所管であるので、こちらで答弁する。経済的な負担の軽減については、「特別支援教育就学奨励制度」があり、その中で、交通費については実費が助成されている。

通級指導教室の計画的な増設については、通級指導を必要とする児童・生徒数は、年々増加しており、教室の増設を検討している。増設する際には、就学前相談や教育相談などを通じて、通級指導を必要とする生徒について、把握している。地域性も考慮しながら、計画的に設置をしていく。

通級指導教室のコーディネーターの専門性の確保については、特別支援教育について専門的知識と力量のある人材の確保に努めていく。すでに採用されたコーディネーターについても、担当教員の指導のもと、研修等を行い、資質ならびに専門性の確保に努める。

ボランティアの派遣できない時期については、大学にお願いし、派遣時期を早めてもらうこと、市民ボランティアの活用等などで、派遣できない時期がないよう改善していく。

生涯学習部長:

公民館利用者の要望に合わせて備品購入費を増やすことについては、真に必要な備品については、利用者の実態に合わせて、購入している。例えば、DVDプレーヤーについては、今年度、全公民館に設置を行った。

コピー機や印刷機のサービスについて、改善が必要なものについては、見直しを検討していく。

公民館として、設備に対する利用者の要望は聞いていく。

« 特別支援教育就学奨励制度を利用しましょう!! | トップページ | 住所不定でも生活保護 »

「本会議質疑」カテゴリの記事

「近況報告」カテゴリの記事